第1082話 反抗気

2015年11月9日月曜日

第41部-族の後盾-

t f B! P L
カン「おいこら。起きろや
いつまで寝てるねんや」

蓮「つっ・・・いてぇ」

目をこすって開く・・・
そこはたこ部屋だった。

せまい部屋に5人溜まる
そして俺は囲まれていた

カン「変な気起こすなよ。
お前の住所はもうわかった
起こしたら追い詰めるぞ」

財布と免許証を取られてた

蓮「くっ・・・そぉ」

政夫「くそぉやないやろ。
さっきはやってくれたな」

ドカッ・・・ドンッ・・・

蓮「ぐっ・・・てめぇ」

カン「変な気起こすなって
お前は反抗できへんねん。
つーか政夫もやめたれや」

政夫に何度も蹴られる。
さっき頭を殴られシバかれ
俺は体力を失っていた。

政夫「そういえばよぉ。
こいつさっき変な事言って
たんやわ。俺達のバックに
ヤクザがついてるってよ」

カン「あん?そうなん?」

全員その場で笑いだす。

蓮「何がおかしいねんや」

ヒデ「ちょっと違うねん。
カンはヤクザの息子やねん
ヤクザをバックにつけてる
わけではないねんや」

蓮「なに・・?息子?」

カン「おう。そうや」

そういう・・・ことか。
インカが手を出すなって
いうのは・・・こいつが
ヤクザの息子やからか・・

この時はそう思った・・・
そして力が抜けていった。

反抗する気が無くなった。

ヒデ「なんや?ヤクザの
息子って聞いてびびった
みたいやぞ。こいつ」

政夫「そりゃびびるやろ」

カン「おい。お前・・仲間
とかはおらんのかいや?」

蓮「誰も・・・おらへん」

ドカッ・・・

政夫「いませんやろが」

政夫はいちいち蹴ってくる
でも・・・反抗ができない

蓮「つっ・・・いません」

カン「仲間は売らへんか。
お前俺達の仲間に入れや」

蓮「あ?なんでやねん」

政夫「他に仲間なんて
別にいらんやろ?」

カン「まぁ待てや。
強い仲間はいるやろ~。
政夫はまた年少に入って
きたいんか?」

蓮「年少・・・?」

ヒデ「俺達は年少出や。
年少で知り合ったんや」

彼らは過去を語り出した

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