??「それに羽生さんは
陵広のナンバー2やぞ」
蓮「ほう。そうなんや」
ちょっと興味が沸いた。
羽生「こいつ・・・
陵広にびびってへん」
蓮「なら行くぞ。そんな
隙だらけでええんか?」
俺は右翼の構えをとった
瀬戸「やりすぎんなよ」
蓮「おう。わかってる」
??「お前。ええんやな?
俺達と・・・ぐあっ」
一歩踏み込んでアゴを
真っ直ぐ打ち抜いた。
蓮「隙だらけやって」
もう1人は廻し蹴りで
側頭部を踵で蹴った。
2人共一撃で倒した。
それほど力は入れてない
怖がって起き上がって
こなかっただけだろう
蓮「後はお前だけやなぁ
ええんか?隙だらけで」
羽生「こいつ・・あかん
こいつの強さはヤバイ」
羽生は後ろに逃げ出した
蓮「ちょっとちょっと。
仲間ほったらかしで?」
瀬戸「捕まえてくるわ」
瀬戸が走って追いかける
ずっと先の方で誰か人が
こっちへ向かってきてた
死神さんと魔人さんだ。
なんか迷っていたみたい
宮根「うわっ。なんや」
羽生「どけや。お前~」
瀬戸「そいつ捕まえて」
宮根「あん?明かぁ?」
宮根さんは体を沈めて
地を這うかのように
水面蹴りをした。
羽生「うわっ・・・」
足をひっかけられた
羽生はうつぶせに倒れ
その上に魔人さんが
エルボードロップをした
瀬戸「よっしゃあ~」
さらに瀬戸が飛び乗って
相手の腕を返して抑えて
手首と肘と肩を極めて
腕を取り押さえ込んだ。
合気道の一教で警察が
犯人逮捕で使う逮捕術だ
なんか・・・完全に羽生
が悪者のように見えた。
3人にやられたのに・・
沢田「あれ?羽生やんけ
お前何してんねんやぁ」
羽生「沢田君?助かった
こいつらはなんなん?
沢田君の知り合いなん」
沢田「ツレやねんけど。
大事なツレらやけどな」
羽生「沢田君のツレ?
マジで?そうやったん」
羽生は色々驚いていた。
状況が助かったのか危険
なのかわかってなかった