第934話 誤審疑惑

2015年6月14日日曜日

第35部-野球最終編-

t f B! P L
瀬戸「どこ見てたんや?
なんで今のがセーフ?」

審判「ランナーがベース
タッチしてからのタッチ
したがってセーフや」

瀬戸「なんでやねん。
ベース触ってないって」

熱くなって抗議していた

橋本「ちょっとマズイな」

蓮「手出して殴りそうやな
止めにいかなヤバイな」

俺とロバートが瀬戸を
止めにいく。それを見て
他の全員も集まってきた。

瀬戸「アウトやって」

審判「判定は変わらん」

橋本「はいは~い。
ちょっとストップしよ。
審判。タイムして下さい」

ロバートがタイムをとる。
全員がマウンドへ集まった

橋本「全員おることやしな
さっき何があったのかを
ここで全部話ししてくれ」

瀬戸「さっきのは・・・」

瀬戸が全てを話しだした。
それを聞いた俺達は驚いた

蓮「そうなんかいや・・・
2回目の誤審かいや・・」

橋本「審判も人間やからな
そりゃあ誤審もあるやろな
でも・・・その誤審も審判
が言えば全部正しいんやろ
そこちょっとおかしいな」

蓮「俺達みたいな弱小より
やっぱり徳報に甲子園に
行ってもらいたいんやろ」

橋本「それもあるやろな。
逆転で勝ちってなったら
感動的になるねんからな」

瀬戸「はぁ・・・嫌やわ。
審判も敵になるとはなぁ」

瀬戸が少し落ち着いた。
審判も敵になっていると
いう風に理解をした。

橋本「ランナー3塁や。
ワンアウトやからスクイズ
あるかもしれんからな。
前進守備で気をつけてや」

全員が守備に戻った。
そしてここが正念場だった

4番の富岡が打席に入る。
打席に入って構えていた。

蓮「絶対守ってやるから。
この試合だけは絶対勝つ」

誤審はやっぱり悔しかった
実力とは違い運の部分だ。

瀬戸が熱くなるのもわかる

勝つために戦っていても
審判の手の平で遊ばれてる
と思うと悔しかった。

俺達は全員むかついていた
それはロバートも同じだ。

ロバートが振りかぶった。

荒木「えっ?」

真木「なんでや?」

振りかぶって球を投げた。
156kmのストレートだった

パアアアン・・・

瀬戸が手を真上に伸ばして
なんとかキャッチしていた

瀬戸「ちょっと危ないわ。
後ろそれたらランナーが
帰ってきてサヨナラやで」

橋本「・・・」

ロバートは黙ったままだ。
黙ってボールを受け取った

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