第888話 支柱砕き

2015年4月27日月曜日

第34部-野球熱闘編-

t f B! P L
橋本「ふぅ。俺の勝ちや」

エースとの一騎打ち。
勝ったのはロバートだった

更に3点が入り6対1に。

早川は粘ってファールを
打ち込み最後はピッチャー
ゴロでアウトになる。

結城も粘ってファールを
打ち込みセンターフライを
打ってアウトになった。

3回裏で5点も入った。
攻守交替で4回を迎える。

陵広は4番からだった。
瀬戸は4番を睨みつけた。

独特な雰囲気が流れる。

松田「なんや・・・これ」

早川「空気が・・・重い」

蓮「あれ?これ・・喧嘩」

喧嘩の時に流れるような
独特な緊張感が流れていた

瀬戸は4番に重圧をかける
のではなく球場全体に重圧
をかけていた。

敵も味方も関係の無い重圧
ロバートの重圧に似ていた

瀬戸が振りかぶり投げる。
あの豪速球を4番に投げた

4番は球を見送った。

4番「なんやねん・・・
さっきと全然違うやんけ」

4番はびびってしまった。
2球目は完全に振り遅れる

3球目にはスローカーブ。

4番「なっ。ここでか」

4番はタイミングを外され
思いっきり空振りしていた

瀬戸「はい。俺の勝ちや」

駆け引き勝負で本気になる
瀬戸に勝つのは難しかった

野球だけの戦術だったら
瀬戸は負けていただろう。

しかし瀬戸にはポーカーと
将棋とオセロの戦術がある

異種の戦術を野球に合わせ
持ってきているとまた違う

それに野球以外での実践の
経験が全然違っている。

簡単に読める訳が無かった

そしてこれで戦意を失わす

エースをロバートが叩いて
4番を瀬戸が抑えこんだ。

チームの支柱を砕いた。
しかし強豪は諦めてない。

野球の根性論を出してきた
最後まで全力でやりきろう

息の根は止まっていない。
しかし俺達も普通じゃない

瀬戸「まだ死んでないな。
もっともっと追い込むか」

蓮「実力では向こうが上や
反抗させると逆転もあるな
コールドを狙いにいくか」

相手が反抗する気がある。
なら俺達は反抗をさせない
ためにもっと差をつける。

もっと点を狙いにいった。

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