瀬戸「俺達も練習しようや
太極拳をやってからな」
全員「おっしゃあ」
瀬戸が来ると雰囲気が良い
悪いムードもすぐに変わる
俺とロバートと瀬戸は陳式
他の者は24式をやっていた
川滝第2は笑っていた。
太極拳をやってたことに。
それからキャッチボールを
して体を順に慣らしていく
瀬戸はオーダーを提出に
行ったり先行後攻を決める
そして・・・5分前になり
俺達はベンチに集まった。
スタンドには川滝第2の
応援団がいっぱいいたけど
俺達の方は誰もいなかった
少し寂しかったけど・・・
これは実はわざとだった。
瀬戸が応援に来ないように
指示をしていたのだった。
それは・・・意味があった
今はまだわからなかった。
ベンチの前で円陣を組む。
瀬戸「俺達は先行になった
せやから点取って貯金を
多く持っておけば楽やな。
相手は格上でもそこまで
いうほど格上ではないわ。
格下は格下で足元救おう。
この試合に勝つのは俺達や
勝負にやり直しはない。
勝利で強さを証明しろ。
勝利の為に全てを差し出せ
勝った者が強い。強い者
が勝つ訳じゃない」
全員「やり直しはない。
勝利の為に全てを差し出せ
勝った者が強い。強い者
が勝つ訳じゃない」
浅井「おっしゃあ行くぜ」
10時になり集合を言われる
お互い整列をして睨み合う
睨みあって挨拶をした。
そしてベンチへ戻った。
俺達のオーダーはこうだ。
基本のオーダーで組んだ。
1 セカンド 松田
2 センター 浅井
3 サード 野田
4 ファースト 青田
5 ショート 橋本
6 キャッチャー 早川
7 レフト 結城
8 ライト 菅原
9 ピッチャー 瀬戸
控え)高科 森野
川滝第二は円陣を組む。
監督が指示をしていた。
蓮「そういえば俺達の
監督って誰なん?」
瀬戸「監督は京子姉や。
昨日ジャンケンで決めた
マネージャーだったら
1人しかベンチに入る事
ができへんかったから」
蓮「あー。そうなんや」
今更だけどもう驚かない
適当に決めるのに慣れた
そして・・・川滝第二の
円陣も終わり松田が打席
に向かっていった。
第32部-野球合践編- 完