俺達のオーダーはこうだ。
これが基本のオーダーだ。
1 セカンド 松田
2 センター 浅井
3 サード 野田
4 ファースト 青田
5 ショート 橋本
6 キャッチャー 早川
7 レフト 結城
8 ライト 菅原
9 ピッチャー 瀬戸
控え)高科 森野
そして円陣を組む。
橋本「遂に本番やぞ。
勝負にやり直しはないし
打席も少ないからな。
打席は常に1打席勝負。
守備は練習試合通りや。
本番も練習試合も気持ち
は一緒や。俺達は強い!!
勝利で強さを証明するぞ
勝利の為に全てを
差し出せ。
勝った者が強い。強い者
が勝つ訳じゃない」
全員「勝利の為に全てを
差し出せ。
勝った者が強い。強い者
が勝つ訳じゃない」
浅井「おっしゃあ行くぜ
気合が入ったわぁ」
松田「入りすぎてエラー
せんとって下さいね」
レギュラー達も円陣を組む
浦辺「いいか相手は素人や
だけど全力で叩き潰すぞ。
なめとったら痛い目に会う
かもしれへんからな。
5回コールドで勝つぞ」
全員「おう」
そしてベンチに戻っていく
1番バッターが打席に入る
審判「プレイボーーール」
守備全員に気合が入る。
バッターを全員で睨む。
ピッチャーの瀬戸も殺す気
でバッターを睨んでいた。
瀬戸が振りかぶって投げる
打者「えっ?」
パアァアン・・・
審判「ストラーッイク!!」
浦辺「なんや・・・あれ」
瀬戸は初回を三球三振で
3人とも三振に仕留めた。
浦辺「ドンマイドンマイ」
打者「ドンマイやないわ。
あんなピッチャー・・・
うちのエースより上やぞ。
140km以上あるやろ。あれ。
どういうことやねんや?
どこが素人やねんや」
浦辺「落ち着けって。俺も
知らんかってんって」
打者「知らんですむかいや
この試合は明後日の大会が
かかってるんやろーがっ」
浦辺「そうやけどや・・・
全員で力を合わせれば
なんとかなるって」
打者「できるかいや。
打席に立ったらわかるわ。
めっちゃ伸びてくるねん」
打者は一打席でわかってた
その球が本物という事に。