第784話 太極拳重視

2015年1月11日日曜日

第30部-野球挑戦編-

t f B! P L
瀬戸「それでええねんや。
空振りした後も睨むねん。
簡単に負けを認めるなよ」

蓮「くっそお。来いやぁ」

瀬戸が最後の一球を投げる
俺はとにかく全力で振った

パアァアン・・・

結局三振に終わった。

蓮「くっそお!!あかんか」

瀬戸「しっかり悔しがれ。
そしてしっかりと恥じろ。
そんですぐに立ち上がれ。
ほらぁ。次ぃ。入れや」

松田「うぃーっす」

瀬戸「レギュラー候補か。
しっかり打ってくれや」

パアァアン・・・
パアァアン・・・
パアァアン・・・

松田でも打てなかった。
結局誰も打てなかった。

瀬戸「これでよくわかった
打撃の実力は無いことが」

青田「あんなん無理やろ。
何km出てるねんや?」

瀬戸「そんなんわからん。
150kmぐらいやないか?」

全員「150km!?」

瀬戸「よくわからんけどな
じゃあ140kmぐらいか?」

蓮「ほんまに知らんやん」

浅井「140km以上あるわぁ」

全員よくわかってなかった
弱小高校だからしゃあない

楽観的に考えていた。

瀬戸「明日から基礎をやる
野球経験者達は走りこんで
しっかり体力つけてくれ。
そんで24式太極拳を覚えろ

野田。お前は太極拳をやれ
楊式はもうできるんか?」

蓮「あぁ。88式もできる
楊式太極拳もいってるよ」

瀬戸「そうか。それじゃあ
楊式太極拳をやってから
陳式の老化式に入っていく
お前は太極拳で体を作れ」

蓮「はーい。わかったぁ」

俺だけ別メニューだった。
他の者よりも楽だった。

瀬戸「それじゃあ明日から
朝練もやっていくからな。

朝6時半からスタートや。
朝練は太極拳を重視する」

蓮「野球やらへんのか?」

瀬戸「24式が優先やねんや
先に基本の能力を上げる」

蓮「なるほど」

太極拳の効果を知っていた
俺にはこの話がわかった。

他の者はわかってなかった
瀬戸がじっくり説明をする

そしてなんとなくわかった
よくわからない感じだけど

翌日から練習が始まった。

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