第655話 話し合い

2014年9月16日火曜日

第24部-内部紛争-

t f B! P L
水島「わかりました・・・
じゃあそいつだけ行かせて
ロバートはここまでです」

橋本「は~い。残念やけど
俺はここまでみたいやわ。
後は野田君だけ行っておいで」

蓮「はい。わかりました。
ありがとうございます」

俺は横を抜けて追いかけた
伸夫を捕まえに走った。

橋本「頑張ってねぇ~」

水島「なにが・・・あったんですか?
ロバートが動いてるなんて・・・」

橋本「あぁ。実はね・・・」

伸夫は校舎を出ていた。
外に出て追いかける。

校門の入り口で捕まえた。

野田「この・・・バカがぁ」

伸夫「なんじゃあ。コラァ」

ゴッ・・・

そして全力で殴った。

蓮「ハアハア・・・やっと
捕まえる事ができたわぁ。
タイマン張れや。伸夫ぉ」

伸夫「なんでそんな怒る?
俺が蓮に何をしたんや?」

蓮「中学生使って・・・
零を使ってうちの連中も
使ってカツアゲをさせて
甘い汁を吸ってるやろ」

伸夫「別にええやんけ。
みんな納得してるねん」

蓮「よくないねんやぁ。
この野郎・・・ボケが」

無理やりタイマンを始めた。

俺は伸夫を何回も殴る。
伸夫も殴り返してくるが痛くない。

アドレナリンが出ていた
もう止まらなくなってた

ずっと殴りつけていた。
途中で手を止められた。

橋本「はいはい。ストーップ。
これ以上はイジメやで」

蓮「放せやぁ。コラぁ」

頭に血が上り手を払いどけ
ようとしたが手を掴まれたままだった。

橋本「もう面倒やなぁ」

手首の関節を極められて
そのまま上に振り上げて
下に腕を下げられると
なぜか投げられていた。

橋本「一度やられないと
わからんみたいやね」

ロバートが静かに怒る。
その圧力が異常に怖かった。

蓮「いえ・・すいません」

あの無差別な強さを見て
いなかったら向かっていた
だろう。そして後悔してた

その間に伸夫が学校から
逃げようとしていた。

橋本「待て。待てって」

ロバートが腕を掴んで
引っ張ってしゃがんで
伸夫の足を蹴って倒した。

蓮「なんや?カンフー?」

動きが素早くて驚いた。
もう訳がわからなかった。

伸夫「なんじゃ。なにすんねん」

橋本「君が原因でしょ~?
逃げたら終わらへんやんかー。
後は当事者同士で話ししなよ」

伸夫「お前関係ないやろが。
だいたい誰やねん。お前」

ドカッ・・・ドッ・・・

伸夫が反抗した時にはロバートが
表情を変えず伸夫を蹴っていた。

橋本「誰でもいいでしょ。
それに関係あろうがなかろうが」

蓮「怖ぇ・・・ほんとこの人・・・」

理由としては無茶苦茶なのに
なぜか変に説得力があった。

そしてロバートが間に入って話を
する機会を作ってくれた。

そして伸夫と話をする事に

蓮「お前はどうしたいねん
なんでアホな事するねん」

伸夫「認められたいねん」

蓮「あん?どういう事や」

伸夫「俺やって威張りたい
周りに認められたいねん。

蓮は知らん間にやぁ・・・
総長になってるしやぁ・・
兄貴に認められてるし神戸
連合にまで認められてる。

それが納得いかへんねん」

信夫は羨ましがっていた。
そして俺を妬んでいた。

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