蓮「すっげぇ。恋愛って
そこまで考えるんです?」
橋本「恋愛を一人でするの
やったら自分勝手にしたら
ええと思うけどさぁ。恋愛
は惚れた女が必要やんか。
惚れた女と一緒に楽しい
時間を過ごすのに考えない
方が失礼だと思わない?」
蓮「うーん。そうですね」
恋愛は一人ではできない。
わかっているけどもそれが
考えれていない事が多い。
橋本「付き合いだしたら
今度はまた違う悩みがくる
マンネリの付き合いになり
別れを選びがちになるで。
それを避ける為にも常に
楽しまないとあかんねん
だから好きな女の前では
かっこつけることよりも
楽しい時間を送れるように
意識をもっていくねんや」
蓮「楽しい時間ってのは?
どういう事なんですか?」
橋本「一緒に何ができるか
これが楽しい時間って事。
同じ時間を上手に共有する
ことが恋愛は大事やねん」
蓮「カラオケとかですか?
2人で遊ぶって事です?」
橋本「それは男の考え方や
遊ぶは少し意味が違うかな
女の買い物とかの付き合い
って男には辛い事やけどな
そういう時間も嫌な顔せず
一緒に付き合ったげるねん
わがままは言っていいけど
嫌な顔はしたらあかんよ」
蓮「そういう意味ですか」
橋本「さっきも言ったけど
女性は感情で動いてるから
気を遣ってやっているって
態度は出したらあかんよ。
そういうのは嫌うからな。
付き合ってやってるとか
男が上目線で話するとダメ
優先権は女に渡しとく事」
蓮「でもそれだったら・・
男の方が疲れませんか?」
橋本「女は女で疲れてるよ
男の感覚とは違う部分で。
結局お互い様って所かな」
蓮「そうなんですか・・・
女は女の悩みがあるかぁ」
ロバートの言葉は深かった
色々経験してた感じがした
橋本「そんな所かなぁ。
まぁ後は色々経験してたら
わかるやろうしファビオに
色々聞いたらええねんや」
瀬戸「ロバート~。時間。
そろそろ戻らなあかんよ」
橋本「あ~。そうなんか。
じゃあ後は頑張ってくれ」
ロバートは帰っていった。
瀬戸も一緒について帰る。
わざわざ時間を俺に使って
くれるロバートが嬉しい。
ロバートと話ができる俺は
それだけで勉強になってた
ただ1年早く生まれただけ
だけどロバートのその1年
は明らかに重みが違った。