第614話 彼女の笑顔

2014年8月18日月曜日

第23部-恋愛彼女編-

t f B! P L
村田「じゃあ野田ぁ。
川島と一緒に帰ったってや
家が新開地の方やから途中
までは電車で一緒やから」

蓮「あぁ。わかったぁ」

田岡「恵~。バイバーイ。
野田君バイバーイ」

蓮「は~い。バイバーイ」

川島「お疲れ~またね~。
村田君今日ありがとうね」

村田は電話をしながら
俺達に手をふっていた。

そして俺と川島さんは一緒
に帰ることになった。

蓮「今日は楽しかったわ」

川島「そうやねぇ。ウチは
高校入ってからめっちゃ
楽しくなってきたからさ」

蓮「え~。なんでなん?」

川島「ん~。今のみんなと
知り合ったからかなぁ。
みんなかっこよくてさぁ」

川島さんは今日の友達の事
を俺に話ししてくれていた

とても嬉しそうに話してた
いい友達に恵まれていた。

蓮「あ~。わかるわぁ・・
出会いって大切やもんな」

川島「うん。大切やと思う
大事にせなあかんと思う」

川島さんもわかっていた。
他の友達達もわかってた。

出会いを無垢にしてしまう
と後々何も残らないことを

バカな女じゃなかった。
俺の中で確信に変わった。

俺は・・・この人が好きだ
本気で付き合いたいと思う

だけど・・・勇気がない。
喧嘩をする勇気とは違う。

言葉が出かかってるのに
声に出して言えない。

電話番号教えてと言えない

俺はこれほど臆病者なんか
暴走族の総長やのに・・・

女子に電話番号を聞く事に
びびってしまっていた。

蓮「あっ・・あのさ・・」

川島「ん?どうしたの?」

蓮「今度映画見にいかん?
その・・メアド教えてよ」

とても恥ずかしかった。
なんか変な誘い方だったし

川島「ぷっ。あはははは。
そんな緊張しなくてもさぁ
うん。いいよ交換しよか」

川島さんは笑っていた。
携帯番号を聞く俺の緊張が
彼女にも伝わってしまった

蓮「あれ?何か変だった?
勇気出してみたんやけど」

川島「そんな勇気出さなく
てもいいのに。携帯番号を
聞くぐらいでさぁ。はい」

川島さんは電話番号と
メアドを書いてくれた。

蓮「あっ。ありがとう。
じゃあ後で送っておくね」

川島「いつでもいいよ」

川島さんの笑顔にやられる
もうなんか好きになってた

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