第589話 連戦の疲れ

2014年8月11日月曜日

第22部-恋愛事情-

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蓮「真由が裏ボスかいやぁ
くそっ。気づかんかった」

賢治の服を脱がして裸の女
に渡して外へ逃がした。

蓮「おい。お前らも逃げろ
上は今火事なってるねん」

男「あぁ・・・わかった」

男達はふらつきながらも
下へ向かって降りていく。

俺は賢治を背負った。
そして下へ降りていく。

蓮「くそっ。足がきつい」

さっきの空手の男達の攻撃
が響いてもう足にきていた

3階まで降りてつまづいた

蓮「うわっ・・・あかんわ
もう・・・感覚がないわ。
ちょっと休憩やわ・・・」

膝に力が入らなかった。
一人で立つのも厳しかった

幸い下には火が来ていない
それだけが助かりだった。

アドレナリンがきれたのか
頭も痛くなってきた・・・

体にダメージが出てきた。

蓮「いよいよヤバイかな」

賢治「うっ・・・ううっ」

賢治が意識を取り戻した。

蓮「よぉ。目覚ましたか」

賢治「ここは・・・?」

蓮「3階や。上は火事や。
下に下りたら出れるわ。
早く逃げて出ていけや」

賢治「俺は・・・なんで?
俺は生きてるんかいや」

蓮「バーカ。生きてるわ。
さっさと下に降りて行け」

賢治「助けてくれたんか?
もしかしてお前が・・・」

蓮「ここまではなんとかな
ひとつだけ忠告しておくわ
真由って女には気をつけろ
真由は男がいっぱいおる」

賢治「知ってる・・・
最近知ってしまったんや」

蓮「そうなんか・・・
それやったらええわ」

賢治が俺に近づいてくる。

蓮「くそっ・・やられる。
えっ・・・?」

賢治は俺をおんぶした。

賢治「下まではな。
連れて行ってやるわいや」

蓮「・・・そうか。
ありがとうな・・・」

賢治「変な奴やな。お前。
相手に感謝するなんてよ」

賢治は俺を背負って下まで
連れて行ってくれた。

外に出ると消防車が来てた
下には人が集まっていた。

湯浅「野田君。大丈夫?」

俺の元に湯浅さんと卑弥呼
の連中が近寄ってきた。

蓮「いや・・・無理やわ。
ちょっと仮眠をとりたい」

湯浅「いいよ。寝てて。」

その声を聞いて気が抜けた
全身の力が抜けてきた。

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