俺はその人に連絡をした。
そして昼から会う事にした
蓮「あ。お久しぶりです」
赤井「おう。久しぶりやな
今まで何しとったんや?」
蓮「ちょっと柔道を・・」
柔道をやらされていた事を
赤井さんに全て話した。
そして柔道を手伝った礼に
アムリタ教典をもらった事
赤井「なるほどなぁ。で?
俺に聞きたい事って何?」
蓮「アムリタ教典の事です
僕は昨日ロバートから直接
渡されてもらったんです。
それを少しだけでも自分の
族にも組みたくて・・・」
赤井「アムリタ教典を持つ
俺に相談に来たって事か」
赤井さんは把握してくれた
そして少し話をしてくれた
赤井「・・・俺はなぁー。
元々兵庫連合やったけどな
答辞下っ端の下っ端やった
勝利の会にやられてから
平岡副総長と水島総長が
突然解散宣言したんや。
それから何日かしてそれが
ロバートの耳に入ったんや
そして解散する必要は無い
各地域に分ければいいねん
神戸と明石と尼崎でな。
ひとつの族にならんでいい
いくつかの族にわけて看板
を分け合ったらええねん。
お前達ヤンキーは不良達を
統制する為にも必要やから
そう言ってくれたんや。
でも平岡副総長と水島総長
はトップを降りると決めた
それが変わる事はなかった
それで分ける事になった。
乱童と百花と風靡と赤雷。
この4つに分けられた。
で俺は当然赤雷に入った。
その時の力関係は上から
百花 乱童 風靡 赤雷の
順で俺達が一番下だった。
弱かったからしょうがない
他の族よりも弱かったから
それから1年が過ぎた。
一昨年に俺は総長になった
17歳で総長になったんや。
それでも立場は変わらない
赤雷は一番下の立場だった
このままではダメと思った
だから俺は決意をしたんや
ロバートに会いに行った。
魔人さんや死神さんが怖い
なんとか話をしてロバート
と話をさせてもらったんや
どうすればいいのか・・・
どうやればいいのか・・・
何かヒントだけでも欲しい
その時皇帝がアムリタ教典
の存在を口にしていた。
俺はその事を詳しく聞いて
譲ってもらうように頼んだ
何回も何回も頼み込んだ。
何回も何回も断られてた。
それでもずっと頼んでいた
俺にはそれが必要だった。