第47話 解放

2014年7月9日水曜日

第2部-高校入学-

t f B! P L
風靡「おい・・・特隊と
親衛隊長がやられたぞ」

風靡がボソボソと
話している。

俺はひとまず総長の元へ
歩いていった。

風靡の連中は道を開ける
モーゼの十戒のように

総長の元へ着き状態の確認
と脈の確認をする。

なんとか無事だった。

無事を確認できた今、
俺はできるだけ反撃する。

1時間以上も殴られた俺に
体力なんて残っていないが
やってやる・・・

突然後ろから蹴られて
振り向くと次は横から
蹴られたりのリンチ。

一人ずつに絞って
一人ずつ蹴り倒す。

思った以上に
こいつらは弱い。

それに恐怖もない。
村田と瀬戸の足元にも
及ばない。

派手に風靡の連中を倒して
いっていた時・・・

高みの見物を決めていた
副総長の牧田が出てきた。

牧田「なんや。これはぁ。
お前は喧嘩売ってんのか」

牧田が叫ぶ。

俺はこの牧田を
シバキたかった。

だけど・・・

蓮「もういいかげん勘弁
してもらわれへんかな?
そっちの総長と話たい」

俺はこれ以上総長の顔を
潰したくなかった。

本来関係のなかった総長
俺達のバカな行動の責任
を一緒に取りに来てくれ
る総長を無事に助けだし
たい気持ちが強かった。

牧田「ふっ。馬鹿かお前
総長はとっくに帰ったわ」

蓮「なんやと?マジか?」

それは族の総長として
許せない行動に思えた。

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