第42話 違和感

2014年7月8日火曜日

第2部-高校入学-

t f B! P L
柴さんは仲間のバイクを借り
俺は総長の後ろに乗って向かった。

風靡の元へ向かう途中で
総長が色々聞いてきた。

総長「蓮。何で侘びを
入れたくないのか理由を
教えてくれへんか?」

蓮「それは・・・」

俺は全てを話しした。

柴さんの単車を燃やされて
他にも携帯とかたくさん
燃やされた。

その上、リンチにあう
なんて納得できないと
いう事を。

総長「・・・ふーん。
それは本当なんか?」

蓮「全部本当なんです」

総長「俺が森から聞いたの
は蓮が一方的にシバいたっ
て聞いたんやけどな。」

蓮「逆ですよ。こっちが
一方的にシバかれてたん
ですから。」

総長と俺の話がなんか
食い違っている。なぜだ?

変な違和感がある。

その時柴さんが口を開いた
柴「総長・・・」

総長「なんや?」

柴「・・・あいつは、
鬼のように強いですよ」

柴さんは体が震えている

総長「チャラ男だっけ?」

蓮「チャラ男ですね。」

総長「柴。そいつは俺より
も強いのか?」

柴「総長よりも強いです。
なんか・・・強さの質が
ワンランク違う・・・」

総長「そうか・・・。
それほどの強さか。」

車内は少し静まり返る。

総長がゆっくり口を開く

総長「もうすぐ風靡の
集会場所につく。

風靡は神戸連合やから
こっちも下手には動けない

神戸連合がもし動いたら
羅針では勝てない。

四神や零と協力しても
相手にされずに潰される

それだけの族の連合や。

せやから・・・ここは
全て俺に任せてくれ」

総長の言葉に感動した
だけどこれは俺達の責任。

自分の責任は自分で取る。
総長には言えずに決意した

そして、風靡の指定した
集会場所についた。

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