皇帝「黙れ・・・」
殺気が満ちていた。
牧田は恐怖で震えていた。
ロバート「まぁまぁ。
一般人からカツアゲしたり
カップルを襲撃したりは
していないんかな?」
話が少し具体的になった。
南「していません。」
南がウソをついた。
ロバート「してないの?」
南「そんなことしてない」
南はウソをついていた。
ロバート「じゃあその発言
に何を賭けれるかな?」
南「賭ける?例えば?」
ロバート「その発言を証明
するためにも何を賭けれる
覚悟があるの?」
皇帝「言葉を間違うなよ。
覚悟を決めて答えろよ。」
南「命かけてもいい」
南は自信満々にそう言った
皇帝「あーあ。終わった」
ロバート「保険入ってる?
生命保険に入ってるの?」
南「はい?生命保険?」
ロバート「うん。もしな。
えーっと。南君だねぇ。
南君の発言が違ってたら
賭けた者で支払ってもらう
からさー。」
その時何人かが気づいた。
牧田「おい。南やめとけ」
南「なんでやねんな。
証拠なんて無いねんぞ。」
牧田「じゃあ何でお前の
名前を知ってるねんや。
お前の名前は一回も言って
ないのに今名前を呼んだぞ
気づくのが遅かったけど、
あれは多分インカやぞ。」
南「なん・・やと?ほんま
に存在してたんかい?」
南は突然・・異常なぐらい
震えだした。
ロバート「どうなの?南君
生命保険入ってるの?
先週の土曜日に垂水駅で
高校生からカツアゲしてた
南君に聞いてるよ。」
ロバートは笑って話す。
南は震えて声が出ない。
皇帝「交通事故でなんとか
処理できますかね?」
ロバート「転落の方が
いいかな。バイクで転落死
した方が自然やわ。
その方が保険下りるやろ」
生命保険に入っている事を
前提に死に方を普通に話す
それは恐怖だっただろう。
ロバート「でどうなの?
時間ないから答えてよ。」
南は震えが止まらない。
南「す・・・すいま・・」
南が謝ろうとした瞬間、
ロバートが口を蹴った。