それは神戸連合のルールを
破る事になってただろう。
普通なら許せないことだ。
だけど赤井はすぐに破った
それについて各総長達は
何も言わずに平然だった。
もちろん赤雷も。
その事について騒いでいた
のは他の兵隊だけだった。
有也は電話に出た。
有也「もしもし・・・」
??「電話出るの遅いわぁ。
早く電話に出ろや。ボケ」
有也「誰や・・・お前？」
??「神戸連合って言えば
わかるかな～？」
有也「神戸連合やと？」
それを聞いた廻りの連中は
意味がわかってなかった。
それは今集会してたから。
赤井がこっちへ来た。
有也の近くでかすかに
聞こえる会話の内容を聞く
??「お前ら今日俺達に喧嘩
を売ってきたやろ。」
有也「あぁ。売ったわ」
??「全滅させたけどな。」
他にも女の笑い声が
聞こえてくる。
??「お前の部下かこいつら
めっちゃ弱かったけどな」
誰かを蹴る音が聞こえる。
有也「何してんねやぁ。」
有也がキレる。
??「二度と歯向かわせない
ようにしらしめてるねん。
でも今回の事を無かった事
にしてやってもいいぞ。」
有也「どういう事や？」
??「侘び金持って来い。
５０万で勘弁したるわ。」
有也「ふざけんな。おい」
??「じゃあこいつらは
どうなってもいいんか？」
ドカッ! がはっ!
蹴る音が聞こえる。
誰かが痛がっている。
??「ひゃひゃひゃ。
じゃあこいつら殺すぞ？
また30分後にかけるわ。
その間に考えろや。」
ブチッ!!ツーツーツー。
電話を切られた。
赤井「寄生虫がいるなァ」
赤井は戻って言った。
赤井「各総長達でメンバー
のチェックしろや。誰か
来てないやつがおるはずや
今日ここに来てないやつら
を確認して教えろ。
レディースもや。急げ。」
全員状況が掴めていないが
すぐに族の確認を始めた。
そして全員が報告しにいく
赤雷は全員揃っている。
百花も全員揃っている。
風靡は幹部が２人いない。
乱童は兵隊が５人いない。
レディース達は・・・
風靡が３人。乱童が２人。
百花が２人いなかった。
