皇帝「答えろや。清水」
清水「勝手な言いがかりを
つけてくんなや。そんな事
してる訳ないやろーが。」
前山「してないんやな。
俺はお前を信じるぞ?」
清水「はい。してません」
空手部の士気が上がった。
皇帝「ほー。じゃあ俺に水
はかけてないって事やな」
清水「かけてへんわ。お前
の勝手な言いがかりや。」
皇帝「じゃあ大会に出られ
へんくてもいいって言った
事も覚えてないんか?
空手部が一般人に対して
喧嘩を売って出場停止に
なるって忠告したのに
お前はならへんって
言ってたな。」
清水「言ってへんわ。」
皇帝「そんで最後に水を
かけていつでも来いや。
って言ったんやぞ。」
清水「だからそんなん
してへんて言ってるやろ
ええ加減にせえや。お前。
証拠も無いのになんや」
皇帝「これがあるんやわ」
そういって皇帝はボイス
レコーダーを取り出した。
それに合わせてインカの
連中も取り出した。
そして再生する。
清水「あ・・あぁ・・・」
皇帝「思い出したかな?
そんでお前未成年に酒を
飲ましてるやろ?証拠も
あるし警察行くか?」
前山「おい・・・清水よ
これはどういう事なんや」
師範代はキレだした。
清水「すんません。つい」
前山「つい・・・なんや」
前山が清水に近づきだす。
しかし魔人が止める。
魔人「邪魔をするな。
まだ終わってないねん」
皇帝「さて、どうする?
お前はどうしたい?
このまま大会に出れない
ようにされたいか?
それか誠意を見せるか?」
清水「勘弁して下さい。」
清水は謝った。
前山「俺からも謝るわ。
勘弁してやってくれ。」
師範代も一緒に謝った。
帝「顔を上げろや。」
2人は顔を上げた。
帝「謝ってほしくてここに
来た訳やないねんやわ。」
清水「えっ?」
皇帝「お前らのプライドが
一円にもなるかいや。
もっと誠意を見せんかい。
それとも個人事やなくて
学校問題にしてもめるか
どうかや。」