第142話 電話の話

2014年7月13日日曜日

第5部-族の抗争-

t f B! P L
特隊「総長を呼べやと?」

蓮「あぁ。そうや。」

副総長「それは無理や。」

蓮「それじゃあ困るねん。
頼むからすぐ呼んでくれ」

副総長「総長はな。零の
総長と話をしてるはずや」

蓮「マジか?もう同盟の
交渉に動いてるんか?」

特隊「知ってるんか?」

蓮「まぁな。やべぇな。
同盟をくみ出している
目的はなんなんや?」

副総長「神戸連合とタメ
を張れるようにする。
って事までしか言えん」

蓮「何で神戸連合とタメ
を張る必要があるのかが
わからへんねんや。」

その時携帯電話が鳴った。
副総長の携帯だ。

副総長「総長やわ。
出ていいか?」

蓮「あぁ。出てくれ。
そんでここに呼んでくれ」

副総長「話はしてみる。」

もしもし・・・。副総長は
電話に出て話始めた。

その電話の内容は零との
同盟が結ばれたという電話
の内容だった。そして・・

副総長「総長・・・今から
幹部の集まる駐車場に
来れますか・・・?

・・・えぇ。羅針の総長が
会いたいそうなんです。

・・はい。わかりました」

副総長は俺に電話を
差し出した。

副総長「・・・総長がお前
と代わってくれやってよ」

俺は電話を取って話しした

蓮「・・・もしもし。」

有也「もしもし。蓮か?」

久しぶりに聞いた有也の声
に俺は昔を思い出した。

蓮「はい。そうです。」

しかし、今は立場が違う。
感傷にはひたれない。

有也「久しぶりやな・・・
元気か?どうしたんや?
俺に会いたいって。」

蓮「羅針の総長として
四神の総長と話したい事が
あるんスよ。大事な事。」

有也「そうか。また今度に
してくれへんか?今俺は
忙しいねんや。」

その発言にカチンときた。

蓮「ちょっと待てや。
お前のやろうとしてる事は
神戸連合と同じ事やろうが

頭同士でケリつけなあかん
ぐらいの事仕掛けてきたん
やろうが。何が忙しいねん

ふざけんなや。四神。」

有也「蓮。生意気やな。
今お前が俺に言った事を
訂正しろや。そうすれば許してやる」

蓮「何も知らん有也に
訂正することなど無い」

電話越しにもう喧嘩は
始まっていた。

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