話を聞いて俺と大牟田は
病院の外へ出た。
大牟田「野田。これから
どうするんや?」
野田「四神の幹部を探す。
四神の幹部をぶちのめす」
大牟田「幹部か・・・」
野田「あぁ・・・。幹部を
やるのが一番早いしな。
幹部の溜まり場へ行こう」
族の幹部をやるという事が
総長を呼び出すのに一番
事が早く進むやりかただ。
俺達は溜まり場へ向かった
一般的には幹部は強い者が
置かれるのでそう簡単には
崩せないので避けるのが
本来は正しい答えだ。
しかし、この日にケリを
つけなければ今日の事は
忘れ去られるし、零まで
傘下に入るともう止める
のは難しくなる。
それだけは避けなければ
いけないと感じていた。
15分後。PM10:00
四神幹部がよくたまって
いる駐車場に到着した。
声が聞こえる。多い。
何か騒いでいる感じや。
大牟田「・・・ここか?」
蓮「あぁ。行くぞ。」
駐車場に入って声の方向
へ向かって歩いていく。
次第に声が聞こえてくる
やはり人数が多い。
10人はいるだろうか。
「オラぁ。早く侘び入れ
ろや。カス共がぁ。」
「殺すぞぉ。お前ら。」
リンチをしているのか?
隠れて状況を覗いた。
そこには幹部がいた。
親衛隊長と特攻隊長。
そして副総長や。
それに後兵隊が少しと
女も少しいる。
そして状況を見た。
四神はリンチをしてた。
大牟田「野田・・・あれ
はもしかして・・・」
蓮「あん?どうした?」
四神にリンチされている
2人がいた。
そいつらは・・・
滝と白木だった。
それがわかった瞬間俺は
憎しみの怒りがきた。
そして飛び出していた。
蓮「やめろや。コラぁ」
四神の連中が全員こっち
を見てくる。
俺はまっすぐ進んでいく。
四神の兵隊が絡んでくる。
四神「なんやねん。お前」
俺は左手にグッと力を入れ
てそいつの顔を裏拳ぎみに
払いのけた。
蓮「下っ端はどけっ。」
その光景をみた四神の兵隊
は他に俺に襲ってくること
もなかった。
そのまま四神の幹部へ
近寄って対峙した。