その時港神の不良達が
龍太達にからんできた。
港神「その席俺達の指定席
やねん。どいてくれや。
もうすぐうちのボスがその
指定席に来るねんやわ。」
村田「そんなん知らんわ。
誰も使ってないのに席を
どくバカおらんやろうが。
お前らのボスが指定席か
どうか聞いたるわ。今
そいつに電話しろや」
港神「なんやお前。喧嘩
売ってるんか?お前。
港神なめてんのか?」
村田「面倒くさいなお前。
港神が俺達に喧嘩売ってん
ねんやろうが。」
周りがざわついてくる。
港神の不良が集まってくる
龍太「帝ぉ。ここは引こ。
公共の場やからな。」
村田「公共の場だからこそ
引けないんですよ。多分
死神さんは噛んでない。」
蓮「死神?インカか。」
龍太「あー。そうやな。
それも一理あるか。
死神が噛んでいても何も
言えないもんな。一応
死神に連絡しとくわ。」
港神「今俺らのボスに連絡
した今来るみたいやから
お前ら待っとけってよ。」
村田「待っておくよ。
バカなボスを見るために」
そして港神のボスが現れた
体がでかくて強いのは一目
で俺にでもわかった。
港神「木根さん。こいつら
です。港神なめてんのは」
木根「お前らか・・・」
村田が立って近づく。
村田「おい。あの席はお前
の指定席なんか?答えろ」
木根「いや・・・あっこは
よく座っているけど指定席
ではない。変な風に話が進
んでいるようで悪かった」
村田「俺達は空いてる席に
ただ座ったらあの不良達に
からまれたんやけどな。」
木根「迷惑かけて悪い。
勘弁してくれ。」
思っていた雰囲気とは違う
港神の連中は驚いてる。
港神「木根さん。なんで?
なんでやったらへんの?」
「なんやおい。喧嘩か?」
その時もう一人の港神の
生徒が現れた。
港神「宮根君。こいつら
が喧嘩売ってくるねん。」
宮根「ふーん。おい木根」
宮根というやつは状況を
把握しようとしている。
木根「手は出してないぞ」
宮根「あぁ。サンキュー。
殴られてもいないな?」
木根「あぁ。何もない。」
宮根「そうか。よかった。
とりあえず安心したわ。」
宮根は軽く笑って安心した
港神「お前らもう終わりや
うちの表番の木根さんと
裏番の宮根さんが揃ってん
からな。」
村田は表情を変えてない。
龍太は普通にハンバーガー
を食べていた。
そして・・・宮根が村田に
近づいていった。