第105話 仲間と友達

2014年7月11日金曜日

第4部-宿泊訓練-

t f B! P L
問題が解決して部屋に戻る
何事も無かったかのように
各クラス事に戻った。

自由時間も終わり夕食の
時間になった。

最後の夕食は焼肉だった
焼肉で男のテンションは
上がりっぱなしだ。

楽しかった宿泊訓練も
今日で終わりと思うと
なんだか寂しくなった。

でも今回の宿泊訓練で
俺は成長できたと思う

それは瀬戸との出会い
瀬戸の行動の観察。

瀬戸が俺にたくさんの
ことを見せてくれた。

俺は仲間っていうのは
族の中にしかいないと
思っていた。

本当の仲間ってのは
確かに族の中にしか
いないと今でも思う。

だけど、仲間とは違う
友達ってのを知った。

目的なんて必要なく
ただ、楽しい時間を
一緒に過ごす友達。

それはそれで必要なんだと
いうことを知ったから。

瀬戸もきっとそうだろう。

仲間と友達を使い分けて
いるんだろうと思った。

本来辞めようと思った学校
でも俺は辞めなかった。
辞めなくてよかったと思う

今は友達がいるから。

明日の朝、俺達は帰る。
今日が最後の宿泊訓練。

楽しく皆で焼肉を食べた。
こういった時間を大切に
していこうと思った。

そして夕食も終わり最後の
自由時間になった。

トランプをするもの。
テレビをみるもの。

各自それぞれ自由に時間を
使っていた。

俺は瀬戸の所へ向かった。
やっぱり最後にゆっくり
話しがしたかったから。

しかし瀬戸はいなかった。
部屋に行って聞いても、
どこにいったかわからない

体育館で遊んでいるのかも
しれないと思い外へ出た。

体育館に向かう途中に告白
している男女が多くいた。

邪魔しないように横を静か
に通り過ぎていった。

体育館に近づいた時に人影
が見えた。女子が多い。

女子が見ている先を見ると
そこには瀬戸がいた。

瀬戸は集中しているのか
真剣にゆっくり動いてた。
それは太極拳だった。

その動きは優雅で綺麗で
見る者を魅了していた。

10分後太極拳が終わった
瀬戸がこっちに気づいた。

瀬戸「あれ?なんで?」

瀬戸は人の多さになにか
動揺していた。

女子は一斉に瀬戸を囲んだ

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