山道を登り到着した所に
高校生が数人集まっていた。
高校生「ヤバいヤバいヤバい。
なんかヤバそうなんきた」
黒いコートの連中を見つけて
ヤバそうに逃げようとしていた。
飛燕「待て。なんもヤバないから」
死神「説得力ねーわ」
どうやらバイトで買ったバイクを
友達同士で見て楽しんでいたようだった。
近づかないし遠目で見てるだけにした。
高校生達は警戒しながら離れていた。
全員昔を思い出していた。
飛燕「懐かしいな・・・あーいうの。
ジェイドまわして乗ってたよな?」
死神「・・そやったな。ロバートが
やたらこけてて皆で笑ってたな」
裂空「練習用やったけど・・・
あれのおかげで上手くなったと思う」
不知火「そやなぁ。あの頃おもろかった。
今思えば魔人と死神に喧嘩売りにいった
のがきっかけでつるんでるのも不思議やわ」
死神「そやったそやった。長田最強とか
勝手に言われてええ迷惑やったわ」
全員色々と思い出を語っていた。
しばらくすると高校生の仲間がバイク
で集まりバイク自慢大会になりだした。
月読「それじゃあ行きますか。
邪魔しちゃ悪いですしね」
不知火「そうやな。行こうか」
全員が移動しようと動き出した。
そこへ・・・
?「お前らぁ。待てやぁぁ」
高校生の仲間が5人いびりながら
近づいてきた。
?「見ないやつらやなぁ。お前ら」
?「しばくぞ。こら」
地元のヤンキーだった。
荒らしていると思われてた。
?「黒いコートなんか着やがって。
なにいちびってんねん。コラぁ」
飛燕「はぁ・・・」
がっかりしている飛燕を見て
まずいと思った月読が動いた。
月読「あー。すんませんね。
自分らもう出ていきますんで。
さっ。皆さん行きましょね」
月読がみんなを押して帰らせる。
これを見てさらに調子にのる。
?「おいおい。びびってんやんけ。
雑魚が調子のんな」
?「二度と来んな。バーカ」
高校生の仲間達は好きに言ってた。
煽り耐性は高いので全員無視して
バイクに乗って移動をした。
?「なんやったんや?あいつら」
?「怖かったけど・・・あいつらに
喧嘩売るってすごいな」
高校生達はその後も楽しんでいた。
それから30分が過ぎた頃・・・
ドッドッド・・・
バイクで誰かがやってきていた。
?「なんや。また来たんかぁ」
?「えっ?さっきのと違う」
木刀や金属バットを持ったチンピラ
連中や族車の連中がやってきた。
?「おい。お前ら」
?「はいっ」
?「この辺りにさっき黒いコートを着てた
連中が来てたって情報入ったんやけど
なんか知らんか?」
?「あっ。さっき見ました。
俺らにびびってどっか行きましたけど」
?「ちっ。どっか行ったか。それは
どんぐらい前や?そんでお前らに
びびったってどういうことや?」
?「30分ぐらい前です・・・
あの辺りに座ってこっち見てて。
邪魔やから絡みに行ったら俺らに
びびってどっか行きましたよ」
?「・・・そうか。わかった。悪いが
その黒いコートの情報を教えてくれへんか?
何人おった?どういう奴らやった?」
?「えっ?あの・・・」
高校生達はびびりながらも答えた。
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