第52話 ファビオ

2014年7月9日水曜日

第2部-高校入学-

t f B! P L
蓮「それはおかしい・・・」

鹿角「ん?何がおかしいのかなぁ。」

蓮「あんたら全員強さが
ワンランク高いはず、
それに比べて龍太は強くない。

弱いねん。そんな龍太と
あんたらが友達とは思えない」

十傑「あっはっは。
確かになー。そうきたか。
ファビオとは喧嘩仲間では
ないからなー。」

鹿角「いやーするどいね。
でも、バカやな(笑)」

十傑は俺の推理をバカに
して笑っている。しかし、
それ以上に気になる所を
俺は聞いた。

蓮「龍太はファビオって
呼ばれているんスか?」

鹿角「おう。ファビオや」

蓮「なんでなんすか?」

鹿角「知り合った時には
そう呼ばれていたよーん」

総長「ん・・。うーん。」

鹿角「おっ。稲田君。
気がついたみたいやな。
じゃあ俺達は眠いから
そろそろ帰るわぁ~」

話をしていると総長が
気がついたみたいだ。

蓮「帰るんスか?もう
ちょっといて下さいよ。」

鹿角「明日学校やからな
そろそろ帰って明日の用意
せなあかんやろ。蓮くんも
学校さぼらんとちゃんと
行きや~♪じゃね~。」

蓮「あ・・あの・・」

鹿角「ん?なんだ?」

蓮「その・・・一応・・・
今回はなんだかんだで
助けてもらってありがとう
ございました。」

俺は感謝の気持ちで
頭を下げた。

鹿角「いーよ。いーよ。
助けられることなんて望んで
なかったんでしょ?なら
感謝されることは何も
していないからね」

??「おーい。鹿角行くぞ」

鹿角「はーい。じゃあね。
蓮くん。バイバーイ。」

そうして黒いコート軍団は
単車でスッと去っていった

はっきり言って怖かった。

反抗したら有無を言わさず
やられるような気がした。

蓮「なんや・・・あいつら
おっと・・・総長は?」

そして、俺は総長に
駆け寄った。

第2部-高校入学- 完

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